その昔、乗鞍高原には15台もの水車がありました。
そばを主食としていた乗鞍高原は、至る所に水車やそば畑があり初夏にはそばの花が風に吹かれて波のようにうねり、それはそれは見事な景色でした。水車は大切な道具として代々受け継がれ、米のとれないきびしい山里の生活を支えていました。
時の経つなかでまたひとつと水車は姿を消し、今では中之屋の水車だけになってしまいました。中之屋は失われつつある山岳の暮らしや昔ながらのそば作りを次世代まで残そうと、今でもお店を閉めるとそば畑に行ったり、水車の手入れをしたりしています。
そば農家の変わらない昔ながらのそばを楽しみにおいでください。
